愛媛県ユニセフ協会会長
ホビノ・サンミゲル
このたび、鮎川会長の後任として愛媛県ユニセフ協会の会長を勤めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
まず、鮎川先生は本協会が設立してから初代会長として7年間しっかりとした基礎を築いてきました。そのすばらしい貢献と尽力に心より感謝申し上げます。これから、私は皆さんの支援と協力を得ながら、設立者の精神と熱意を受け継いで益々の発展を図りたいと思います。
愛媛県ユニセフ協会は数々のプロジェクトに取り組んできました。県民の方の温かい心のお陰で厳しい状況に置かれた多くの子供たちに手を伸ばして、助けることができました。最近の活動として、自然災害で被災した子ども、また中東での戦争のため難民となり、苦しんでいる子どもたちを助けるために特別な募金を行なってきました。
もし私たちが空から地球を見れば、その美しさに驚嘆するでしょう。しかし、私たちは、自然環境、戦争、他の人為的な原因のため、数億人の子どもたちが苦しんでいることを見たとき、地球の美しさは、一瞬にして私たちの心から消え去るのです。そして私たちは、その美しささえ感じることができない多くの子供たちが存在することを発見します。
ユニセフの使命は、地球とそこに住むすべての人びとに美しさを取り戻すことです。特に、厳しい条件の中で暮らす子どもたちのためにより良い世界を建設し、生きる希望を与えることです。そうすることでその子供たちは世界と地球の美しさを見ることができるでしょう。
これらの子供たちは、幸せに暮らしたい、毎日ご飯を食べたい、きれいな水を飲みたい、教育を受けたい、医療と薬が欲しい、人間としてふさわしい生活を送りたい、安心して暮らしたいなどなどの夢を見ています。その夢を実現するために私たちの助けと支援がどうしても必要です。
ぜひ、多くの子供たちの心の中に隠されているより良い生活への希望の叫びに応えるためにあらゆる努力をお願いしたいと思います。
2007年3月16日 財団法人日本ユニセフ協会愛媛県支部を設立しました。
会長には鮎川恭三(元2愛媛県社会福祉協議会会長)、愛媛県内で活躍されている方々に
理事、評議員、幹事、をお引き受けいただきました。【前会長鮎川氏のユニセフへの想い】
2011年4月日本ユニセフ協会の公益法人化に伴い日本ユニセフ協会愛媛県支部は
愛媛県ユニセフ協会へと名称を変更することとなりました。
2014年3月理事会にて鮎川氏からホビノ・サンミゲル氏(聖カタリナ大学学長)に愛媛県ユニセフ協会会長を交代いたしました。
愛媛県ユニセフ協会は公益財団法人日本ユニセフ協会と協力協定を結ぶ県内唯一の団体として協力協定に基づきユニセフの広報、
募金、学習支援などを活発に展開していきます。
私たちのささやかな活動がきっと子どもたちの明るい未来へと繋がります。まずは・・できることから・・・・
あなたにもできることがきっとあります。一緒にはじめてみませんか。